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主に映画の感想を書いているブログです

何故映画館で映画を観ないのか?

私は映画館で映画作品を観る事はしない。

料金的な面や時間・労力の面もあるが、これらは些細なことであり、本質は別にあるので説明してみようと思う。

まず第一に画面の大きさである。説明するまでもなく映画館のスクリーンはデカイ。前の方の席に居た場合、全ての画面を見る為には視線を動かす必要がある。後ろの方の席の場合にはその必要はないが、映画館で観る意味がそもそもなくなる。つまり、映画館に行ったならば前の方の席で観ないと意味がないと言える。しかし、前述の通りこれは非常に疲れるだけで大した意味がない。せっかくの緻密な映像も大き過ぎる画面では見逃す部分も出て来るかもしれない。はっきり言って大スクリーンのメリットを感じない。昔のブラウン管時代で14型程度の大きさというならともかく、最近は薄型テレビで40型程度も普通だ。これくらいであれば小さ過ぎて細かい部分が見えないという事もない。それに最近は画質もハイビジョンが一般的である。画質面でもひけを取らないどころか、映画館のスクリーンよりも実は高画質である。

次に音である。映画館は音もデカイ。無駄にデカイ。私も昔は時間もあったからそこそこ映画館に行ったものだが、大抵音が大き過ぎて不快感しか残らなかった。映画館の音が大きいのは観客の会話などに負けない為もあるのだろう。音質的にもそんなに良いとは思わない。私は実はオーディオマニアでもあるので音質面では少々要求レベルが高いのかもしれないが、映画館の音はただデカイだけである。業務用の大型スピーカーをたくさん設置し、大出力のパワーアンプで駆動しているだけで決して良い音色ではない。私のオーディオシステムの方が数段良い音色だ。

最後に、観客である。皆が静かに鑑賞するわけではない事は映画館に行った事がある人なら分かるだろう。ペチャクチャ喋る。意味もなく騒ぐ。ばりばり飲食をする。子供が走り回る。席を立ちスクリーンを遮る。などなど。これらは自分には全く落ち度がないにも関わらず受ける不快な環境である。お金を払って時間と労力をかけたあげく、わざわざ不快な環境で映画作品を鑑賞する意味を感じない。

あと、もう一つ、私だけの印象かもしれないが、映画館の受付の人は大抵愛想が良くない。この時点で不快感を受けると、映画作品までつまらなく思えてしまう。

以上のような事から、私は映画館では映画作品を観ない主義である。というより、映画作品を見る上で映画館を利用する意味を感じない。たまに映画館に行ったような人が「やっぱり大きなスクリーンで見ると迫力が違うよね」とか「音が大迫力でやっぱり家とは違うよね」だとか言う感想を言っているのを聞くと私は密かに大笑いである。結局、こういう人はただ「映画館に行く」というイベントを楽しんでいるだけで映画作品自体を楽しんでいるわけではないのだ。

上述の通り、映画作品自体を楽しむだけなら映画館に行く必要は全くない。もちろん、いち早く観たいというのであれば映画館に行くしかないが、映画館で観る理由としたらそれくらいだろう。