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主に映画の感想を書いているブログです

裏切りの獣たち (2013) [南アフリカ] ドノヴァン・マーシュ監督

南アフリカを舞台に二人の警官とギャングたちの闘いを描いたアクションドラマ。

主人公らの上司がギャングと通じているといった設定まではありふれているが、そんな警察組織に嫌気がさして主人公らの内の一人が自暴自棄になってギャングに加担するようになるあたりが一風変わったストーリーである。

主人公が二人用意されているのには意味があり、内一人は警官としてあくまで正義を守ろうとする役目を果たす。ここで対立のドラマが生じるというわけである。

主人公らだけでなく、ギャングたちも今一つ賢さの感じられない言動が目立つ。ただ、これらは意図的なものではなくシナリオ制作の限界というように感じた。実際、警官にしろ、ギャングにしろこの程度なのかもしれないが。

そういう意味ではリアルに感じなくもない。変に格好良過ぎたり、強過ぎたりしない。ストーリー展開も単純なようで(単純過ぎて?)、今一つ結末がどうなるか予想し辛い。

いわゆるイケメンの俳優ではなく、どこか癖のある容姿をしている。この為に、黒人ばかりの登場人物たちでも、各人物を憶え易い。アクション系にしては、見た目だけでなく人物描写がしっかりしているのは評価したい。

全般的に地味な映像と内容だが、生々しくリアリティのある作品であり、分かり易い演出なので、事前情報なども必要なく、暇つぶしに見る分には悪くない作品だろう。物凄く面白いとか感動するといった作品ではないが。

 

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