読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

題名はありません。

主に映画の感想を書いているブログです

昼下がりの背徳 (2014) [カナダ] ドゥニ・アルカン監督

映画

建築家夫婦の不倫ドラマ。ありがちのようで一風変わった展開を見せる作品である。

主人公は若いが優秀な建築家で収入も多いのか生活水準は高そう。結婚も既にしていて幸福そうである。しかし、魔が差したのか仕事の出張先で恋に落ち不倫行為をし始める。

主人公の妻は感付いたのか精神不安定状態に陥る。と、ここまでならありふれた不倫ドラマなのだが、この主人公の妻も曲者で、同性のはずの相手に友達以上の感情を持ってしまうのである。主人公は、物語中盤それに気付くのだが何も言わない。確かに、妻の不倫?相手が女である為にどう切り出していいのか分からないというのも自然な感覚ではある。

そうこうしているうちに、主人公も勝手なもので不倫相手の方が本気になってしまう。妻の方も同じく勝手。自分と同性の女に恋愛感情を持っている事を告白。どっちもどっち。というか、この妻の精神状態の異変は何なのか。夫の浮気どうこう言うほど潔癖な人物でもないだろうに。

この後の展開も大した説明もなく、あっさり二人の関係は破たん。それぞれの人生を歩み始める的なラストとなっている。え、これで終わり?みたいな。

無理やり好意的に解釈するなら理屈より感情優先の夫婦を通して恋愛至上主義を描いた作品とでも評価するのだろうか。少なくとも制作者はそういう価値観なのだろう。共感出来る人は少なそうだが。

 

昼下がりの背徳 [DVD]

昼下がりの背徳 [DVD]