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主に映画の感想を書いているブログです

モテキ (2011) [日] 大根仁監督

ニュースサイトのライターを主人公とした恋愛ドラマ。とにかくウザい主人公に好感が持てず。確かにイケメンというわけではないが人並みの外見ではあるから、単に自信がないだけの青年のように思える。

漫画が元になっている作品であるから漫画チックな演出は意図的だろうし、これは特に悪くないと感じた。しかし、ミュージカル的な演出は退屈だった。特に音楽や踊りが良いわけでもないし必要性もない。単調な内容を誤魔化す手段としか思えない。

タイトルからして何人もの異性から言い寄られるようなイメージを抱くのだが、実際にはせいぜい二人程度との異性関係であり、しかも積極的に迫られるのはわずか一人だけである。これで「モテキ」というのもどうなのか。

逆に主人公が好きになる相手は一人だけであり、しかもキスをするくらいまでなので、かなり純粋さをもった恋として描かれている。その相手は既婚者と付き合って不倫状態であるなど工夫は見られるものの、よくある恋愛ドラマのパターンでしかない。

テレビの単発ドラマレベルの内容であり、何故わざわざ映画化したのだろうと調べたら、漫画の原作内容ではなく完結した原作のその後を描いたオリジナルストーリーとの事。どうりでつまらないわけだ。

一種のパート2ものであり面白くなりようがない。これが描きたいと作られた作品ではない。人気作品のネームバリューを利用して稼ぎたいだけの映画である。

暇潰しで見るには主人公がウザ過ぎる。俳優に興味がある人なら何とか許せるかもしれないが。

 

モテキ Blu-ray通常版

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