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主に映画の感想を書いているブログです

Facebookで大逆転 (2014) [米] サラ・スミック監督

映画

SNS上でのコミュニケーションを題材としたコメディ。自分の人気を確かめる為に自分が死んだ事にしてしまうというストーリー。

主人公は、普通に働いている社会人でけっこうな歳のオッサン。だから、子供じみたいたずらをするあたりにまず、あんまり普通でない人という印象を持ってしまう。

コメディ作品であるから普通でなくていいのだが、やはり半端なのだろう。冒頭からしてインターネットでのコミュニケーションにハマっている事は示されているから、自分の人気にこだわるというのも理解出来る。

主人公が人気者だと勘違いしてしまう理由と、実はそうでもなかったと気付く展開は少し分かり辛かった。Facebookが当たり前のアメリカではともかく、あまり一般的とまでは言えない日本での差なのかもしれないが。

途中まではそこそこ面白いのだが、主人公が自分を死んだ事にしてからの展開が今一つ。発展性が無かった気がする。実際に葬式をするのだが、これもさして面白味を感じない。どうせ数人しか来ない展開であるのは分かり切っているからである。

結局、この騒動を通して主人公の何が変わったかというと何も変わっていない気がする。一応、本当の友人が出来たという事のようだが、それ以前にも特にこの主人公は孤立していたわけでもないし、SNS上でも全く誰にも相手にされていなかったというわけでもない。

基本的な設定や主人公のキャラクターは決して悪いとは思わない。ただ、何か今一つアイデアが足りなかった。自分を死んだ事にして他人の関心を集めようとする、というアイデアだけでは物足りない。

難しい部分は一切ない気楽に観られるコメディ作品。主人公もそれほど酷い人物というわけでもなく、どちらかと言えば好感が持てる方向に傾く感じではあるから、観ていて不快という事もない。よくあるB級コメディ。

 

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