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砂漠の鬼将軍 (1951) [米] ヘンリー・ハサウェイ監督

第二次大戦中のドイツを舞台にヒトラー暗殺計画の顛末を描いた作品。

主人公はドイツ軍の中でも階級の高い司令官。その上に総統であるヒトラーが位置しているのだが、既にドイツ軍は虫の息だったところ、ヒトラーの指示に納得が行かない主人公はヒトラー暗殺計画に加わる事となる。

結局失敗して反逆罪で処刑されるのだが、それだけの話である。捕虜にされた米軍将校がこの司令官について興味を持って調査した結果を報告する形式も特に面白味は感じない。

それもそのはず。本作はほぼ史実に基づいた伝記ドラマ。公けには戦死と伝えられたドイツ軍司令官ヒトラー暗殺未遂で処刑されていたという事実を説明したに過ぎない。面白くなるわけがない。

この司令官は、とても優秀で敵軍にすらファンがいるくらいの人物だったらしいが、作中ではそういう演出もごくわずか。史実をだらだらなぞっているだけである。私の嫌いなタイプの作品だ。伝記ドラマで面白かった試しがないからだ。

史実を知る分には良いだろうとは思うが、それだったら適当な説明文書を読めばいいだけである。わざわざ2時間近い映画を見る必要はない。俳優や映像は悪くないので映画としては良く出来ているが、まぁ、暇潰しにどうぞといった感じ。