読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

題名はありません。

主に映画の感想を書いているブログです

セブン・イヤーズ・イン・チベット (1997) [米・英] ジャン=ジャック・アノー監督

チベットを舞台にオーストリアの登山家の冒険を描いた作品。偶然にダライ・ラマの先生役を引き受ける事になり、そのやり取りがメインの内容である。

そもそもヒマラヤ登山をしていたところ、第二次世界大戦が始まりインドで捕虜になったり、先の読めない展開は面白い。

力で押さえ付ける中国と平和を愛するチベットとの対比は分かり易い。しかし、本作は特に政治的な主張がメインというわけでもないから不当に中国を悪者に描いているようにも感じた。

チベット人や建物の類は映像的に面白く、映像だけでも観る価値がある。白人が異文化に触れてどうたらといった展開はありがちで、この部分に関しては退屈である。

特に深い内容や主張があるわけではないが、アドベンチャーものとしては何も考えず気楽に楽しめる作品である。2時間程度と尺も一般的であり、最後まで飽きずに観られる作品だ。

主人公の家庭のドラマは取って付けたようなもので、こんな程度ならいっそカットで良かった。というよりは、本来この部分をメインで描く作品なのだろう。