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主に映画の感想を書いているブログです

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 (2014) [米] R・J・カトラー監督

チェロ奏者を目指す17歳の少女を描いた青春ドラマ。交通事故で一家全員死傷という不幸のどん底に。何故か幽体離脱したヒロインは死ぬか生きるかの選択を迫られる。

才能があって人気者で恋人が居てみたいな絵に描いたような幸せと交通事故による不幸とが分かり易い対比で描かれる。それ故にいかにもお話的な感じも受ける。病院のベッドに横たわる自分を見るというファンタジー的演出も今更感しかない。

ヒロインの人間性も描かれていない。才能があって恋愛にも恵まれ見た目も美人。恵まれ過ぎて事故の悲惨さもバランスが取れてちょうど良いと思ってしまうほどである。

だから、特別に同情もわいて来ず、感情移入もし辛い。事故も単なる事故であり特別な事情もないから、宝くじに当たって幸せになりました的なつまらなさしかない。

擦れていない中学生あたりが観ればそこそこ感動出来るのかもしれないが、いい歳の大人が観てどうこうする作品ではない気がする。俳優も見た目は良いが演技は微妙である。