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主に映画の感想を書いているブログです

インターステラー (2014) [米] クリストファー・ノーラン監督

地球環境が悪化して食糧難に。人類は生存可能な星を探し求め宇宙へ旅立つ。古典的なSFドラマ。まさに星の数ほど描かれているパターン。

食糧難で宇宙まで行ってしまう。いかにもアメリカ人である。食べる量を減らすという発想がない。食べ物はいくらでもあって当たり前。いくらでもなくてはならないという。宇宙へ行ったところで食料どころか人類の住める環境があるかどうかも分からない。さすがに無理やり感しかない。

だいたい、主人公が宇宙へ行っている何年もの間その子供たちは一応生活出来ているわけで、何もそこまでして宇宙へ行く理由も見当たらず。よって、今一つストーリーに入り込めない。

基本SFだからしょうがない面もあるが、家族のドラマも取って付けたようなもので感動の域には達していない。これも、そもそも主人公が宇宙へ行く理由が貧弱な為である。

元宇宙飛行士とはいえ、現在は農業をやっている主人公が短期間で宇宙へ旅立つというテンポの早さにも「ストーリーの都合」感しかない。

だから、長期間宇宙へ行くという重みが感じられず、よって親子の別れの辛さや再会のありがたみも感じられない。だから、面白くないのである。

スケールの大きい話だから3時間という尺の長さは妥当である。テンポは早いからそれほどダレる印象はない。ただ、全てが「軽い」のである。俳優がイマイチという事もあるだろう。どうにも人間味の感じない俳優である。

アクションシーン等をCGで済ませてしまう作品の多い中、本作はどこかアナログチックな映像が多く、この点は俳優とは対照的に生々しさを感じる。映像は悪くない。SF好きの人なら観てがっかりという事はないだろうが、人間ドラマとしては微妙である。

 

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