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主に映画の感想を書いているブログです

インストーラー (2007) [仏] ジュリアン・ルクレルク監督

網膜から記憶を読み取る技術が開発された近未来を舞台とした刑事アクションドラマ。読み取るだけでなく記憶を操作出来たりもする。何故網膜なのかよくわからないが。

そういうSF設定関係なく犯人らとの戦いは香港カンフー映画ばりの肉弾戦で意味不明。記憶を操作出来るという設定と殺人事件とそれに関わる刑事とがそれぞれバラバラ。何か適当に思い付いた要素を並べてみましたといった感じ。

主人公はストイックな肉体派といういかにもなステレオタイプの刑事だ。しかも、犯人に妻を殺された過去を持つなど、これも星の数ほど描かれたお決まりのパターン。相棒の刑事が若い女というのもありがちだ。

細かい説明があまりなく映像だけが延々流れるようなシーンが多いから物語展開が分かり辛い。実際、分かり辛いほどの複雑な内容があるわけでもない。簡単な内容を難しく見せるという表現としては悪い見本である。

設定の面白さを活かし切れないストーリーと魅力のない人物、分かり辛い演出、大根役者、などなど良い部分を探すのに苦労するといった駄作である。観るだけ時間の無駄だろう。