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主に映画の感想を書いているブログです

マッド・ガンズ (2014) [米] ジェイク・パルトロー監督

水不足が深刻な近未来を舞台に必死に生活する人々を描いたSF。水不足、荷運び用のロボット以外は未来的な要素は何もなく、ただの西部劇である。

父子二世代に渡ったストーリーのわりに中身が無さ過ぎる。特に何の個性も魅力もない人物達。俳優も見た目は悪くないがそれだけだ。それなりに科学技術が発達しているはずなのに、未来というよりむしろひと昔前の時代みたいな生活をしている。違和感しかない。

ただの西部劇じゃ面白くないだろうという発想だろうが、この程度のアイデアならただの西部劇の方がよほどマシである。変な味付けをした結果余計に酷くなった見本。物語を作る時は素直に描きたいものを描く方が良い結果に成り易い。何故なら制作者の素直な想いが反映され説得力が増すからである。

技術的に稚拙であっても言いたい事が素直に表れている作品は面白いものだ。小手先の技術でどうにかしようとすると大抵は面白くなくなる。SF的な設定やアイデアはあくまで補助的なものだと認識しないといけない。

 

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