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主に映画の感想を書いているブログです

陽のあたる場所 (1951) [米] ジョージ・スティーヴンス監督

伯父が経営する工場に勤めるようになった男の悲劇。コネ入社で優遇され、工場で働く同僚の女と富裕層の女に二股かけたあげく、殺人容疑で裁判を受けるという、客観的にはただの身勝手な遊び人である。

貧しい家庭の出で学もないらしいという設定が唯一の同情点だが、セリフでさらっと説明されて終わりなので、あまり印象にも残らない。やっぱりただの二股野郎なのである。

悪意はないという風には描かれているが、十代ならまだしもそういう年代でもない大人であるから、あまり共感は出来ない。自業自得であり、納得の行く結末ではある。

映像や俳優はオーソドックスで分かり易い。よく言えば的確だが、独創性はあまりない感じである。テンポ良く進んで行くストーリーで退屈はしないから暇潰しには良いだろう。

 

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