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主に映画の感想を書いているブログです

いとしのエリー (1987) [日] 佐藤雅彦監督

高校の英語教師とその教え子の恋愛ドラマ。1984年から連載されていた同名の漫画を原作としている。原作の漫画は青年誌連載であった為、過激な内容もあったが、本映画版では教師と生徒の恋愛という部分以外は極めてさわやかで当たり障りのない内容となっている。

同僚の教師やかなり年上の大学教授などライバルは存在するものの、大した邪魔も入らず、明るく楽しい感じのラブコメ作品となっている。よく見てみれば、教師と生徒の肉体関係や不倫、未成年の飲酒や喫煙など演出としては極めて抑えられているものの、原作の過激さを示す設定が随所に存在している事が分かる。

まず、俳優の酷さが気になる。教師役のヒロインからしてただのアイドルだから当たり前だが、小学校の学芸会レベルの素人演技である。相手の男子生徒はまだ多少マシだが、それにしても褒められるレベルではない。脇役の年配俳優たちで何とか観られる感じである。

何も考えず軽い青春ラブコメが楽しみたい人には良いだろう。ながら見でも十分に理解出来る単純なドラマである。当然に深い内容もテーマもないし感動もない。