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主に映画の感想を書いているブログです

STAND BY ME ドラえもん (2014) [日] 八木竜一、山崎貴監督

未来の猫型ロボットと小学生の少年との友情を描いた作品。説明する必要がない程に日本では知らない人は居ない作品である。原作の漫画、TVアニメ版共に有名だ。

TVアニメ版はどちらかと言えば原作のタッチを活かしたような柔らかい質感の絵柄だが、この劇場作品は3DCGで制作されており、TVアニメを見慣れている人には違和感しかない。

ディズニー等のアニメ作品を意識したのかもしれないが、当然のことながらそのレベルには達していない。しかし、3DCG自体は良く出来ており、観ていて特に不満は感じられない。

せっかくアニメなのだから変にリアリティを追及する必要はない。本作の映像を批判するとすればこの部分だろう。少し中途半端な気がする。

最初は義務的に接していたロボットと少年の間に次第に友情が芽生えて行くといったストーリーである。小学生の少年が将来の結婚を心配するというのは少々違和感のある展開だ。女の子だったらまだ分からないでもないが。

結婚よりまず就職じゃないかという気がする。学校の勉強だけでなく人間関係もあまりうまく行っていないようだし、結婚の心配をしている場合じゃないだろう。まぁ、この辺りは小学生だからで済ましていいのかもしれない。

ロボットと少年の関係が構築される過程も少々雑な気がする。お子様向け作品だからこんな程度でいいかもしれないが、何かもうちょっと信頼関係が結ばれたと思えるようなエピソードが欲しかった。

原作の完成度が高い事に助けられてそこそこ観られる作品にはなっている。決して観て損したとは思わない作品である。しかし、物凄く感動したとか面白かったとは思わない。作画にしても物語にしても「良く出来ている」と冷静な感想しか出て来ない。これはあまりにも有名過ぎる作品だからなのかもしれない。