題名はありません。

主に映画の感想を書いているブログです

デンジャー・コール (2015) [米] アマリヤ・オルソン監督

自分の子供を人質に取られた警官の活躍を描いたアクション作品。いかにもB級臭い作品であるが、それは分かった上で観るべきだろう。B級臭さを楽しむ作品である。

そういう見方をすると、いかにも冴えない主役警官にまず失笑。どこのオッサン連れて来たんだと。額のシワを何とかしろと。これでよく俳優になれたなと。いろいろツッコミを入れたくなる。

緊急電話のコールセンターで働く主役の元妻の俳優も同様。別にブスというわけでもないが、普通に素人演技である。TVドラマでももう少しマシな気がする。

主役警官の相棒の警官は更に酷い。まさに棒立ち。これ本当に俳優なのと思ってしまう。しかし、その不自然さが主人公を騙しているという役回りには微妙にマッチしていると言えなくもない(無理やりだが)。やたら、容疑者を殺しまくるのにも笑ったが、それに対して大した疑問を抱かない主人公も笑える。

犯人役の黒人もやたら落ち着き過ぎて面白い。いや、何の罪もない子供を誘拐して殺そうとしたり、銀行強盗を企んだりする反社会的な人間だからという理由はあるにしても、もうちょっと緊迫感があってもいいだろう。台本に書いてあるからその通り言ってます的な演技である。

同時に10行もの銀行を襲う犯罪グループのわりにはしょぼい主犯と武装にも違和感。主人公の娘を誘拐する意味もいまいちわからない。これなら、何かの恨みとか身代金要求の方がまだ筋が通っている。ただの平警官よりもっと地位の高い人物の子供を狙う方が自然だ。

多くの人は途中で観るのを止める作品かもしれない。よほどの時間と暇のある時に駄目な映画というのは何が駄目なのか知る目的で観る分には悪くないだろう。

 

デンジャー・コール [DVD]

デンジャー・コール [DVD]