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主に映画の感想を書いているブログです

顔 (2000) [日] 阪本順治監督

映画

家庭内トラブルから殺人を犯した女の逃避行を描いた作品。40過ぎの決して美人とは言えない女が主人公。というよりコメディアンでもやっていた方が良さそうな外見である。

設定は凄くシリアスなのに細かいエピソードはことごとくコメディと言っても良い演出で違和感がある。殺人も相応の理由があると描かれ、主人公に同情的だ。逃避行中に出会う人々も主人公に都合の良い人を選んでいるかのよう。偶然にしては出来過ぎである。

こういった部分が重く暗いはずの設定とマッチせずおかしく感じる。コメディ路線で行きたいなら序盤の設定は不要な気がする。逃避行中のコメディっぽい展開だけでも十分に楽しめる。逆にシリアス路線で行くならコメディ調の演出は不要だ。このあたりが中途半端に感じた。

設定は暗いが、気にせずコメディ作品として観れば結構楽しめる作品である。映像や俳優は平凡だが、細かいシナリオはそこそこ面白い。それにしてもタイトルは意味不明だ。逃亡犯だから整形手術でもするのかと思うがそういう展開もない。無理やりなタイトルである。

 

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