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主に映画の感想を書いているブログです

シェルター (2009) [米] モンス・モーリンド、ビョルン・スタイン監督

精神分析医親子を主人公としたオカルトホラー。サイコサスペンスかと思ったら期待が外れた。序盤の展開に騙された。こんな内容だったら観てない。途中から鑑賞意欲が薄れ不快なだけだった。

だいたい、自分の娘に説教する為に患者を利用する父親にまず不快感しかわいて来ない。娘も娘でただの興味本位で患者と接しているようにしか見えない。だから以降どのように展開しても自業自得のように思えて応援する気にもなれない。

映画的にも安っぽい演出が鼻に付いてしょうがない。どうしてこう漫画みたいになってしまうんだろう。いっそアニメーションにでもなっていればまだ納得出来そうな演出である。

それっぽい効果音にしても、おどろおどろしたBGMにしても、子供向けならこれでいいかもしれないが、いい歳の大人が観ても疲れるだけである。

そんなわけでどちらかというと患者の男の方に同情するわけだが、ストーリー的にはこちらが悪者で、最後にはモンスター化して主人公らと対決みたいな展開だから、いろいろ納得が行かない。すっきりしない結末である。

まぁ、オカルトならオカルトで最初からそういう内容にした方がすっきりするんじゃないだろうか。変に理屈っぽい精神分析なんてしたところで、ただの屁理屈になるだけである。

一度もハリウッド映画を観た事がないか、よほどのオカルト好きの人なら楽しめる、そんな限定的な作品である。決して他人におすすめする事はない映画だろう。

 

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