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主に映画の感想を書いているブログです

死への逃避行 (1983) [仏] クロード・ミレール監督

映画

殺人鬼の女とそれを追う探偵を描いたサスペンス。何人も殺されるのだが、あまり深刻にはならず、ユーモラスに描かれている。コメディと言ってもいいかもしれない。探偵の男は白髪のオッサンだが、幼い娘を想い続けるロリコンみたいに描かれており、今一つ何を考えているのかよく分からない。

探偵が調査している女も年齢のわりにはちょっと幼い感じで、この男が思い入れするのも何となく理解出来る。しかし、この女にしてもよく分からない。金持ちの男に取り入って殺しまくる。何が描きたいのだろう。

適当な設定を作って、ひたすら会話をして話を進行させるいつものフランス映画と言ったらそれまでなのだが、相変わらず鑑賞者を無視したサービス精神の無さには参る。観たければ観れば?と言われているかのよう。

しかし、俳優は悪くなかった。というより、俳優自体の資質でもっている作品だろう。ストーリーで見せるというより、俳優で見せる作りである。探偵も殺人鬼も存在感のある外見と演技で面白い。

映像や音楽もそこそこ。つまり映画的には悪くない感じである。映画ファンなら暇があったら観ても許せるタイプの作品である。内容的には見るべき部分が少しもなく、よくもまぁこれだけ意味のない内容に出来たものだと逆に感心する。

 

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