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主に映画の感想を書いているブログです

チャイルド44 森に消えた子供たち (2014) [米] ダニエル・エスピノーサ監督

スターリン独裁政権下のソ連を舞台に連続殺人事件の真相を追うエリート捜査官を描いたサスペンス。被害者は全て子供で臓器が抜き取られていたりする。いつもの不気味な設定。

正直言って面白くなかったので、何故面白くないか解説してみよう。まず、肝心の犯人の心情が最後まで観ても理解出来ない事である。だったら、こんな猟奇殺人の設定は意味がない。最初からやるな。

エリート捜査官がちっともエリートに見えない。別にこの人じゃなくても感がしてしまう。これは主人公としては致命的である。少なくとも観ている人は主人公に興味が持てないと鑑賞意欲が続かない。

やたら間延びした演出。あまり、どたどたとした展開も好きではないが、本作は無駄な間が多過ぎである。130分超の内容はない。犯人の詳細な心理構造なども描かないままなら30分もあれば終わる内容だ。

本来はどちらかといえば犯人の心情が主体の内容になるべき作品である。それが原因であり、それをもとにしたストーリーなのだから当然の事である。本作はその一番重要な部分がない。

事件を隠蔽しようとする政治体制を批判するだけの内容と言っても過言ではないが、それにしてもお決まりの上役とのやり取りが描かれるだけで、この部分だけで観るには退屈である。その為の猟奇殺人設定のはずだ。

俳優も今一つ。映像的にも面白味はない。映画的にも見るべき部分はない。ストーリーも平板なので暇潰しにもならないだろう。観るだけ時間の無駄である。

 

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