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主に映画の感想を書いているブログです

かけがえのない人 (2014) [米] マイケル・ホフマン監督

20年振りに再会した元恋人同士の再恋愛を描いたドラマ。いかにも「お話し」といった感じの設定と展開。ちょっと捻り過ぎの印象。もっとストレートでいい。

どちらかというと20年前の時代の内容がメインである。二人がどうして知り合って、どうして仲良くなって、どうして別れたのか。その過程。

恋愛ドラマとしては、ほぼ王道。本当は好き合っているが、外的要因から別れ、その後また出会う。よくある展開である。ただ、別れる理由や最後のオチに捻りを加えている。私は、これは余計に感じた。

男側の家庭も別にこんな酷い必要もないし、最後の展開も酷過ぎる。何故こんなに不幸ばっかりなのか。冒頭からして事故で奇跡的に生還だし。

よく見るとひたすら女側にとって都合のいい内容とも読める。そもそも既婚子持ちなのに昔の恋人と偶然出会ったからといって、現在の夫を否定し出すというのも身勝手以外の何ものでもない。だったら結婚するなよ。昔の恋人も死んだわけじゃないんだし。

歳も歳だし女側は既婚でもいいが、たとえば事故で夫や子と死別したとか、病気で他界したとか、そういうふうにしておけばまだ納得出来そうに思う。普通に結婚生活をしておいて、これでは客観的にはただの不倫だ。

変に凝ったストーリーなので余計にこういう事を考えるのである。この手の感情中心の内容だったら、もっとストレートに描いた方が考える間を与えず上手く行く気がする。考えるな感じるんだ。そういう主張だから。

とりあえず、べたな恋愛ドラマを観たいという人には悪くないと感じるかもしれない。確かに純粋な恋愛ドラマである。ほとんどが王道なので特に批判すべきところもないが、新味もなく暇なら観てもいいといったレベルである。