読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

題名はありません。

主に映画の感想を書いているブログです

ゲットハード/Get Hard (2015) [米] イータン・コーエン監督

富豪の投資家が詐欺罪で有罪確定。収監まであと~日といった感じでその為の準備を進めるという内容。刑務所ではいろいろ痛い目に遭うだろうという事で鍛えるわけである。

コメディであるし、B級もB級、TVのバラエティ番組かそれ以下といった品質なのでどうでもいいのだが、こういう展開にするなら主人公はもっと小柄で弱そうな俳優の方が合っている気がした。職業的にも大柄の必要はないはずである。実際には弱いにしても見た目そうではないから違和感なのである。自称刑務所帰りで主人公を指南する黒人が小柄でちっとも強そうじゃないのもどうかと。

本作はコメディとはいえ結構あからさまに人種差別的な演出を行っていて、やっぱりアメリカはいまだにこうなんだと思わせる。差別は悪いなんて上っ面。白人は有能で金持ち、黒人は無能で貧乏。これがスタンダードって、古い作品ならともかく最新映画でもこうなのかと愕然とする。

その「有能」な「白人」が滑りまくりの寒いギャグを連発するから尚更説得力がない。ある意味、白人でもこんなバカなんだという主張とも言えるが。しかし、本人らはこれで面白いと思っているのだろう。いや、まったく笑えないけれど。

米映画の典型的なコメディ作品。非常にくだらないネタを単発で繰り出す。ストーリーはあってないようなもの。人間も描けていない。俳優もいまいち。映像もかなりテキトー。個人的には暇潰しにもならなかった。