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主に映画の感想を書いているブログです

人生スイッチ (2014) [アルゼンチン・スペイン] ダミアン・ジフロン監督

主に復讐をテーマにした6つのオムニバス作品。ばらつきはあるものの概ね良く出来た話である。ストーリーの面白さだけで魅せる。映画的には疑問符の付く作品とも言える。

ストーリーは些細な事からエスカレートして行くといった構成であり、どうしても最後まで見たい気にさせるタイプ。個人的には好みだった。映画だから映像が最も大切である事は確かだが、内容の面白さもやっぱり必要と気付かせられる作品である。

映像や俳優はテレビドラマ程度のレベルでしかなく、本作を劇場で観る価値はないだろう。しかし、ながら観する作品かというとそうでもない。観始めたら手を止めて思わず引き込まれる。そんな感じの作品である。

全体構成的にはどうしてこれを最後に持ってくるかなといった感じ。4つ目までは凄く面白い。私は3つ目の話が最も面白く感じた。スピルバーグの傑作「激突!」をちょっとだけ思い出す。本作の場合はもっと壮絶で、救いのないラストもオムニバス作品ならではといった感じで上手い。

邦題のセンスはいまいちだが内容は面白い。映画ファン、特に恋愛とかSFとか感動のドラマが好みの人には受けないだろうが、スパイスの効いた辛口の話が好きな人には受けるだろう。少々どぎついシーンもあるのでPG-12指定を受けている。

 

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