読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

題名はありません。

主に映画の感想を書いているブログです

トランスポーター イグニション (2015) [仏] カミーユ・ドゥラマーレ監督

裏社会の運び屋を描いたカーアクション。トランスポーターシリーズの4作目。監督、主演ともに変更されたが、設定や内容は似たり寄ったりである。

いつものように仕事を請け負ったが、運ぶものが美女三人だったという展開。父親を誘拐されて、いい様に使われる主人公である。父親はともかく、弱味を握られたとはいえ主人公も間抜けという印象しか受けない。

冒頭でこいつは強いという演出はあるし、アクションものの主人公だから強いのだろうと思って見ていると、まったくその通り、期待は裏切らない作品である。

カーアクションがメインの作品のはずだが肉弾戦も多い。これだけ格闘技に長けているなら他の仕事をした方がいいのでは、などと変なところにツッコミを入れたくなる主人公である。

俳優はさほど悪くないが、映像はひたすら安っぽい。一瞬止めたり、早回しにしたりする子供騙しの映像テクニック。大したアクションでもないから、こうでもしないと恰好が付かないという事である。

私はこういうのはCGと共に大嫌いだが、これが良いと思う人っているのだろうか。制作者にも聞いてみたいところである。儲ける為には仕方ないのだという返答くらいしかないのだろうが。

そもそも、本作もシリーズ4作目なんていう、明らかにお金儲けが目的になっている作品である。商業作品であるからお金目的なのは当たり前と主張する人もいるかもしれないが、それは良い作品を作った結果として得られるものであって、最初からお金儲けが目的の作品など面白くなるわけがないのである。シリーズものの後の方の作品が大抵面白くないのはこの為である。