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主に映画の感想を書いているブログです

ヴィンセントが教えてくれたこと (2014) [米] セオドア・メルフィ監督

嫌われ者の老人と少年の交流を描いた人間ドラマ。コメディの範疇に入るかもしれない。老人と小学生のコンビは異色でありなかなか面白い。しかし、老人の方はただのいい人であり、嫌われ者という設定が少々説明不足に感じた。

少年はチビでありいじめられっ子だ。そこで戦争経験もある老人は少年に喧嘩の方法を教えたりもする。病気の為に施設にいる妻の面倒も見ている老人は普通にいい人である。娼婦と付き合っていたり、ギャンブルにハマっていたり、酒ばかり飲んでいたりとあまり良いイメージを抱かせない工夫はしているが、これはちょっとわざとらしい。

少年の母親はシングルマザーであり、仕事で不在の事が多い。そこで、主人公である老人の登場である。いわゆる子守り役というわけだ。歳の差はあるものの二人は親友のような関係となって行く。母親よりも親しいくらいである。

コメディとして観ればそこそこよく出来た作品だ。子役を含めて俳優も悪くない出来である。映像や音楽を楽しむ作品ではないし、感動のドラマというわけでもないが、難しい事を考えず気楽に楽しめる作品だ。