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主に映画の感想を書いているブログです

ミリタリー・ステート (2015) [米] イアン・カーソン監督

政府から追われる身となったコンピューター科学者の逃避行。流行り?のドローンやら核攻撃、テロリストなどセンセーショナルなアイテムがわらわら出て来る、いかにもなB級作品。

まず、政府側の兵士たちがガスマスクのような仮面を付けており、これがいかにも悪の集団のように見えて滑稽である。主人公はテロリストのグループに加わるから、政府側が敵となるわけでこのような絵面としたのだろう。

テロリストグループも大義名分があるようで、大都市を核攻撃して大勢の関係ない人たちを犠牲にしており、どうにも何が善で何が悪なのかよくわからないドラマである。

主人公は、もともと政府組織の人間で毎日のように出勤しているのだから、逮捕するならそこでいいはずなのに、いちいち自宅で逮捕しようとするあたりも訳が分からない。相当な機密を保持している職場からデータの入ったメモリを持って簡単に逃走出来るセキュリティの甘さにも大笑いである。

以降、テロリストグループに交じって政府組織と戦うシーンで埋め尽くされる。アクションシーンだけで楽しめるほどでもなく、そもそもただの科学者が銃を持って戦う設定が意味不明。核、コンピューター科学者、テロリストと全てがちぐはぐで何が言いたいのかさっぱりである。

主人公には妹がおり戦闘に巻き込まれる。この兄妹関係でも描かれていればまだ良いのだが、それもない。映像もチープ、俳優も平凡、音楽が良いわけでもない。出来の悪いテレビドラマを見ている感覚に近い。

 

ミリタリー・ステート [DVD]

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