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主に映画の感想を書いているブログです

映画 妖怪人間ベム (2012) [日] 狩山俊輔監督

映画

人間になりたい妖怪3人組を描いたファンタジー。少し違う部分はあるものの人間の姿になる事も出来ているのだからもうこれでいいだろという。身も蓋もない感想がまず出て来る。

しかも意外とカッコ良かったり美人だったりするから余計に「人間になりたい」という主張に疑問を感じる。たとえ、見た目だけ完璧に人間になっても普通の人間社会で生活出来るわけでもないから現状と大して変わりないだろというツッコミもしたくなる。

善悪両方あるのが人間だとする本作のテーマも制作者が理解出来ていないのか、まともに表現されておらず、主人公ら妖怪人間は善人であるという主張ばかりである。

見た目も良くて善人(しかも不死身)なら言う事なしである。むしろ「妖怪人間になりたい」である。妖怪人間が嫌だから人間に憧れるという理屈がうまく表現出来ていない気がした。人間形態も妖怪形態もどちらも結構カッコいいからなぁ。これなら別に(醜い)人間にならなくてもという感想しかわいて来ない。

この辺りはもちろん制作者も分かっていて上手く出来ていないだけだと思う。技術力不足というしかない。

本作の原作は大昔のアニメ作品だが、実写ドラマ化もされた上での実写映画化であり、集金目的もあるだろうし、何度も言うようだが、本当に言いたい事、制作したい作品で勝負しない限り良い作品というのは生まれない。