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主に映画の感想を書いているブログです

ヒトラー暗殺、13分の誤算 (2015) [独] オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督

単独でヒトラー暗殺を企てた家具職人の生き様。史実を基にした系の作品だが、わりと面白い。たまたま難を逃れたヒトラー。暗殺は失敗するのだが、偶然に助かったというだけで、家具職人ごときに殺されそうになるヒトラーの警護体制もどうなのかと。

当然、単独犯ではなく大きな組織が絡んでいると疑われる。殺し屋でも何でもない素人に殺されそうになったとあってはヒトラー本人や側近のメンツも立たないだろう。

素人と言っても信念を持っての実行だから、拷問を受けても屈しない。いや、本当に一人でやったんだよ。説得力のある説明に、ついには取り調べの責任者も納得してしまう。真実だからしょうがない。

史実を基にした系の作品らしく、やはり主人公の描き方は薄いが、それでも各人物はそこそこ描けていたと思う。黒幕がいるんだろ、いや一人でやったんだよ、という漫才みたいなやり取りの設定が面白いから、退屈せずに観られる。

拷問シーンは結構どぎついので観ていて楽しいという作品ではないが、映像や俳優も水準以上で映画的にも観て損はない。映画ファンなら時間を作って鑑賞したい作品である。

 

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