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主に映画の感想を書いているブログです

シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄 (2015) [米] ジム・ウィノースキー監督

太古から生きていた巨大サメが油田工事の爆発で地底から復活。地質学者が大真面目に語る。そんな作品である。それにしても、川はまだ水だから理解も出来るが、土の地面の中をどかどか突き進むサメって。古代のサメは掘削機か何か。

この邦題からしていい加減なB級作品だと分かってしまうので観る前から期待も何もない。原題も似たようなものである。確かに設定はいい加減である。

看守と女囚たちが森の中で刑務作業をしている時に古代の巨大サメに襲われて~といったような流れ。それにしてもこの女囚らが何故かやたらにグラマー。ストーリーの内容とは一切関係ない。制作者の趣味としか思えない。

特に裸になるというわけでもないし、そういったシーンが展開されるわけでもない。何かしらビジュアルに訴えるものが欲しかったのだろうが、一人残らず同じような体形なのでそれぞれの個性も出ず、これでは逆効果である。

しかし、途中で観るのを止めるほどの駄作かというとそうでもなかった。大枠の設定や展開、俳優、映像などはどうしようもない低レベルだが、細かいシナリオはさほど悪くないのである。

この事件を追う刑事二人のやり取りにしても気を遣ったセリフなどが退屈せずそこそこ楽しめる。見た目の魅力は殆どない女囚らも、性格的な描き分けはなされており、いかにも演技していますといった感じはない。ナチュラルなのである。

もちろん、傑作や名作といった類の作品ではないが、あくまでB級作品の範疇で言えばそれほど酷い作品ではない。邦題のいい加減さをバカにして期待せず観ていると、意外に楽しめる作品である。

 

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