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主に映画の感想を書いているブログです

避暑地で魔が差して (2015) [仏・ベルギー] ジャン=フランソワ・リシェ監督

映画

親友同士の男がそれぞれ自分の娘を連れて4人でのバカンス。いかにもな設定。間違いが起こる予感いっぱいである。予想通り過ぎて安心するみたいな。もうちょっと捻って欲しい。

なんかもっとドタバタコメディ調なのを期待していた。序盤はそう言ってもいいくらいの雰囲気だったが、中盤から終盤になるとドタバタどころかコメディ調も失せる。コルシカ島設定も暗くじめじめした雰囲気に潰される。

別にシリアスならシリアスでもいいのだが、だったらもう少し俳優もそういう演技が欲しいし、演出も合ってない気がする。お笑い番組で突然芸人同士が本気で喧嘩し出したみたいな。そんな不快感である。期待してないんだよなぁ。

親友の娘と肉体関係なんてもっと深刻な設定だろう。もちろん、深刻そうではあるのだが、どうにも軽い演出である。こんなもんじゃない。だから今一つ心に響いて来なかった。

設定的に裸が多いのは理に適っているが、シリアスなドラマにしたいわりには無駄に裸シーンが多い。直接描写に頼らず演出する事はいくらでも可能だから、こういう面でも本気さが感じられない。とりあえず裸を出せば一部の人にはアピール出来るだろうという計算。

これで、もっとおちゃらけたようなギャグ作品だったら別に文句は言わないのだが。中途半端な感じがする。特に難しい設定や展開もなく主要人物もほぼ4人固定。ぼかしが入るほどの過度な裸シーンに抵抗が無ければ、見て損したとまでは思わないだろう。