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主に映画の感想を書いているブログです

砂上の法廷 (2016) [米] コートニー・ハント監督

映画

父親殺しの容疑をかけられた少年の裁判模様を描いたミステリー。いわゆる法廷ドラマ。シーンの8割くらい裁判所である。主人公の弁護士は無表情で地味な演技の為、映画自体も地味である。

主人公のサポート役の黒人弁護士もどうでもいいポジションにしか居ない。別に要らない。さすがに一人ではシナリオが組み立てにくかったのだろうが。悪くはないのだが、決して面白いシナリオではない。

家庭内トラブルを演出し、父親の横暴に耐えかねた子供や妻が~みたいな星の数ほど描かれたシナリオ。最後のどんでん返しはあるものの、物語の99%はこの設定だけだから面白くなるわけがない。

オチも唐突過ぎて、有り得なくはないが肩透かし感しかない。そもそもどんでん返しの張本人が人間的に深く描けていないので感情移入も出来ず。ふーんで終わり。

最後のオチだけ考えてあとは適当って感じ。物語は人間を描く為にある事を忘れている。物語を考える人間はこれを常に呪文のように唱えるべきである。トリックは手段であって目的ではない。

 

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