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主に映画の感想を書いているブログです

リチャードの秘密 (2012) [アイルランド] レニー・アブラハムソン監督

友人を死なせてしまった18歳の少年を描いた青春ドラマ。まさにこれだけ。捻りも何もなし。分かり易いと言えばそうかもしれないが、さすがにシンプル過ぎる。

それでも前半は悪くなかった。それに至るまでの主人公とその仲間達の交流は時間をかけて丁寧に描いており、非常に分かり易く説得力もあった。

恋人の元彼氏と喧嘩になる過程も状況も丁寧で分かり易い。とにかくシンプルなので理解に苦しむといった部分は全くない。しかし、この後もひたすらシンプルであり、これがさすがに退屈なのである。

殴ったと言っても殺意まであったわけでもなく事故である。最初は自分の行為が原因と言い出せない主人公だが、自責の念に駆られ、ついには白状に至るという展開は別に悪くない。王道である。

しかし、王道過ぎたのだろう。比較的短い尺の作品だが、これだけではストーリーと言う意味では弱い。もうひと捻り何か欲しかった。映像や俳優もほどほどに良く出来ているし映画的には悪くないので暇潰しに観る分には不満はないだろう。