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主に映画の感想を書いているブログです

アンドロイドコップ (2014) [米] マーク・アトキンス監督

近未来。大地震で荒廃したロサンゼルスを舞台にアンドロイドの警察官らの活躍を描いたSFアクション。何かの爆発シーン一つを取っても低予算だなぁと一瞬で理解出来る。とにかく全てが安っぽい。

タイトル通り、アンドロイドの警察官が出て来る。登場時はヘルメットのようなものを被っているから、これが通常の外観なのか(顔がなく機械が詰まっている)と思ったら、ヘルメットを脱ぐと普通の人間の顔である。しかも、特にメイクなどもなく。普通の人間。動きも人間そのもの。え、これじゃただの人間じゃん。

せめてCGなどで人間じゃない風の演出でもやればいいのにそれすらもない。まさに設定だけ。このいい加減っぷり。やる気の無さがにじみ出ている。いかにもB級作品である。

このアンドロイド、実は遠隔で操作出来るようになっている。昏睡状態の人間でも操作出来るなどのアイデアは唯一悪くなかった。本作シナリオを無理やり褒めるとするればこの部分だろう。

しかし、主人公の警官も相方のアンドロイド警官も個性がなく、日常会話一つ取ってみてもつまらない。SFだろうとアクションだろうと物語は人間を描く為にある事を忘れてはならない。本作の場合はそのレベルですらなく、まずは何を描きたいのかまとめる事から始めるべきだろう。

暇潰しに観るにも厳しい作品である。相当に暇な時に観ても、途中で観るのを止めて別の事をしたくなるだろう。作りの悪さをバカにして観るほどに滅茶苦茶というわけでもないから本当に使えない作品である。

 

アンドロイドコップ [DVD]

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