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主に映画の感想を書いているブログです

ロスト・バケーション (2016) [米] ジャウマ・コレット=セラ監督

映画

サーフィンを楽しむ医学生を巨大サメが襲う。母親が教えてくれた秘密のビーチと言うから主人公一人だけかと思ったら、最初から数人サーフィンしているし。別に普通である。

主人公一人だけのシーンが9割で構成されている。何故か執拗に襲って来るサメと孤独に格闘するという寂しい画面だ。今更サメとの戦いといっても新鮮味がない。よほど新しいアイデアでもないと面白味は出て来ないだろう。

岩場に取り残され、潮が満ちて来るまでにどうにかしなければといったタイムリミット設定は悪くなかったが、それくらいか。主人公に付きまとうストーカーみたいなサメにまず違和感である。この基本的な部分で納得が行かないので鑑賞意欲も続かない。

付近に大きなクジラがエサとして浮かんでいるだけに余計に不自然である。私も専門家ではないので分からないが、だからこそ素人にも分かるようにこの辺りをきちんと説明して欲しかったのである。

医学生設定も自分の怪我を治療するシーンに活かされていたが、これだけ。あとは特に関係なし。他界している母親とかその他家族との関わりも特にサメとは関係なく。で、何が言いたいんでしょうねっていう。

唯一面白かったのは、浜に居たオッサンが主人公の荷物を盗んで持って行こうとするシーンである。まぁ、そうだよなぁと。むしろ、ここが一番納得出来たシーンである。なんでお前を助けなきゃならんのっていう。

原題「THE SHALLOWS」も大した事はないが、邦題は更に酷い。3秒くらいで考えたみたいなタイトルである。ここまでやっつけ仕事だと批判する気も起きない。このタイトルで鑑賞意欲をそそられる人がどれだけいるだろうか。